肩腱板断裂手術後のロルフィング

身体中が筋肉痛で痛い

「今日は身体中が痛いわ」とお越し頂いた方。

ロルフィングを受けている最中の方です。

話を聞くと、スポーツをして筋肉痛とのことでした。

でも、お互い「よかったですね~」と笑顔でした。

なぜでしょう?

さかのぼると・・・

さかのぼればこの方は肩の腱板断裂をし、手術をしました。

それですっかり良くなったかというと、そのようなことはなく

術後、病院でのリハビリをしっかりし、その後もさまざまな治療法を試したそうです。

(病院でのリハビリは日数が決まっているということもあり)

でも、それから1年近く痛みが取れない。良くならない。

それも、肩だけでなく、首、腕、背中、脇、脚・・・身体のあちこちが痛くなっている。

そこで、知り合いの方からhinataのロルフィングを勧められて

お越しいただきました。

身体の問題は、自暴自棄にさせてしまう

はじめて来られた時、

「痛みで何もやる気が起こらない。」

「もう一生こんな状態なのかな?」

とおっしゃっていました。

ほんと痛みは、心まで病んでしまいます。

hinataでは治療をしません。

「もしかしたらhinataで治してもらえるかも?」と期待してこられました。

でも、hinataで、まずお伝えしていることは

「治療はしません」

「えっ!」

そして、「身体教育」「身体のバランス」「治すのは自分」とわけのわからないことを言われるのです(笑)

さらに、セッションがはじまっても肩や腕が痛いのに、

「今、カラダはどんな感じですか~?」と私から尋ねられます。

「だから、痛いです!!」

(ピンクの字は後で聞いたクライアントさんの心の声です。その時、そのように言われたわけではありません)

さらに「呼吸を感じてください」と私から言われます。

「え?呼吸?なんでやねん!」となるわけです。

さらに「歩いてみてください」

「いやいや、痛いのは肩、腕で、歩き関係ないやん!」

 

ロルフィングでの変化

徒手検査をした後、ロルフィング1回目の呼吸のセッション。

仰向けで、腕を伸ばしておられましたが

途中痛みで辛くなり、バンザイの姿勢で受けられました。

セッション後、

「うん、確かに呼吸が楽に。」

「姿勢が変わっている。」

「でも、痛いから!」

「まあ、紹介で来たわけだし、まあ姿勢は見直したいと思ってたからもうちょっと続けようかな」

2回目

足のセッション。

「せやから、私痛いの肩、腕やから」

途中、1回目同様に肩がだるくなりお腹で手を組む。

確かに、ラクに歩ける。

3回目

身体のサイドラインのセッション。

4回目から深部のセッションと回数を重ねていくと

腕を伸ばしてぐ~ぐ~眠れるように。

そして、6回目のセッションでは痛みは気にならないぐらいに。

「寝ているだけで軽くしか触られていないのに

痛みが気にならなくなって、姿勢が変わってロルフィング不思議だわ・・・」

(↑こちらは本当におっしゃった言葉。それ以外の言葉も表現は異なりますが、後々聞くとこのように想われていたとのことでした。)

何が起こっている?

ここで大切なことは、

私が治したわけでないし、ロルフィングが治したわけではないということ。

この方の痛みの原因は、肩の腱板断裂ではありますが、損傷した肩だけでなくさまざまなことで問題が起こっていました。キネシオロジーでチェックすると、精神心理、エネルギーバランス・・・など。

これまでのリハビリ、治療では肩をなんとかしようと努力されてきましたが、その努力の方向性が少し間違ったところに進まれていたのかもしれません。

部分をみて、全体をみていなかったのかも。

だから、その方向性を

「こっちもありだよ~」と提案しただけです。

筋膜リリースして、鍼灸して、どうや!ということではないんです。

腱板断裂

+足すから-減らすへ

目標設定

また、本人は寝ていて何もしていないとおっしゃられていましたが、

ここですることは「治療ではない」ということをきちんと理解したうえで、

「姿勢を良くしていきたい」、「それで改善したらスポーツを楽しみたい」という目標設定がはっきりしていました。

 

減らす発想

そして、プラスプラスと足す発想から、マイナスへと減らす発想に切り替えられました。

治療院めぐりをやめる、誰かに治してもらうという発想をやめる、依存をやめる、これまでの極端な筋トレをやめる、こうしなきゃという思いこみをやめる、胸を張ったり無理に作った良い姿勢をやめる・・・ということをされました。

そうすることで、さらに緊張が減り…バランスが変わられ、痛み止めのお薬も手放されました。

小さい感覚を大切にする

多くの方は「痛くない」「痛い」という

0か100で、他の感覚は無視してしまいがちです。

この方も当初そんな感じでしたが、

「ここが痛い」「辛い」「わからない」から

「ここのバランスが変わった気がする」「こうすると良い気がする」という風に変化されていきました。

悪いところ探しから、よりポジティブな変化を見つけようとされていました。

 

私が提案したことを素直に実行され、自ら変化されてたので回復が早かったのだと思います。

そうロルフィングは、治療ではなく、身体教育です。

さいごに…

何度も書いていますが、hinataでは治療は行いません。

身体は筋肉や骨だけの問題ではないので、根本的に治せるのは自分だけです。

hinataで行うのは、それを見つけるきっかけ作り。

だから、サポートすることで、人によっては症状も改善するかもしれないし、そうでないかもしれません。

この方は実際に断裂で手術もされていますので、10回あるロルフィング(+ホリスティックヒーリング)のセッションの残り数回だけでは100%の回復にはならないかもしれません。

でも、本質の気づき、学びができると、はじめに戻りますが、

「痛みで何もやる気が起こらない」から、

スポーツをして「筋肉痛サイコ―」という新しい生き方、可能性がみつかるかもしれませんよ。

人は変われます。

ロルフィング体験

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