エピジェネティクス 経験は遺伝する?
もしこれが事実だとしたら、衝撃的ですよね。
この研究論文が、ネイチャー・ニューロサイエンス誌に載せられたそうです(ずいぶん前ですが・・・)
現在のところ、
いくら努力しようが、経験を積もうが
遺伝子が変わらない限り、後天的に手に入れた性質は子に伝わらないとされています。
キリンの首が長いはなぜか?
高い木の葉を食べようとして首を伸ばし、その子孫も努力を続けて首が長くなったという説。
遺伝子の突然変異で首の長いキリンが生まれて、生存競争に生き残ったという説。
前者は否定され、後者が有力とされています。
そこで思ったのは、タイに住む首長族の子どもは首が長いのか?
答えは・・・
首は長いわけではありません。
(頸椎どうなっているのだろうと思ったところ、レントゲン写真があり頸椎の長さは同じで、肩を下げていき見かけ上、首が長く見えているそうです)
そんな中、この経験が遺伝するという説では・・・
マウスに電気ショックを与えながら特定の匂いをかがせたら、子や孫が同じ匂いに強く反応したという。
また、ショウジョウバエの卵に熱ストレスを与えると、成虫の目が赤くなり、この成虫の子も赤目になったとのこと。
もし、親の栄養状態で発症する病気、ストレスなどから細胞に起こった変化が、
親から子へと遺伝するとしたら大変なことですね。
エピジェネティクス
DNA配列の変化がないのにその形質が子孫(細胞)に受け継がれるという考えがあります。
親から受け継いだ遺伝情報をONにしたり、OFFにしたり調整するという。
これらは、食、生活、環境、心理的な変化によっても変化する可能性があるそうです。
そうです、あなたの生き方が、遺伝情報に刻まれ、
次世代へとつながっていくという可能性があるのです。
成人になれば、結婚したら、子どもにもロルフィングを
私はロルフィングという身体教育を行っているのですが、
身体の中の筋膜は、身体のバランスを保っているだけでなく
感情、トラウマ、エネルギーなどさまざまな情報が記憶されているという話があります。 (上記の内容とは少し意味合いは違いますが・・・)
実際これまでにも、ロルフィングやエネルギーワークなどで施術中に過去の出来事、出生時、中に過去世の記憶などを思い出される方も多くおられました。
遺伝しようがしまいが
自分の子どもが、子どもを産む頃まで、より良い経験をさせてやりたいなと思います。
だからこそ、以前の記事の「子どものかかる病気」もただ抑える、止めるのではなく、
できるだけ見守り、熱を出し、発疹を出すことも意味がある経験なのかもと思います。
もちろん子どもにもロルフィングやその他できる限りのことををしようと思いました。
これから子どもを産むであろう方々に、リセットとして
18歳?20歳の記念に、成人式ロルフィング。
ブライダルエステならぬ、ブライダルロルフィングもいいかもしれませんね^^
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