つづきです。
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子どもの姿勢矯正・整体①
子どもの姿勢矯正・整体②
今できることは・・・?
私が行う知覚に働きかけるワーク以外にも
リズム - 音などからカラダ、ココロのリズムを
動き - 遊びを通して
色 - 情報の刺激
自然 - 電磁波とかいろいろなものを出す・流す
食 - 食べもの、食べ方により身体も心も変わってきます
など、必要なこともあります。
つまり、今の生活・環境を見直すこと。
この辺りはそれぞれあるのでいつかの機会に・・・
大切なことは
お子さんの「今」は、どのような姿勢でも症状でも意味があるということ。
見た目の姿勢や動き、症状にフォーカスしすぎず
その子と寄り添うこと。
親は誰もが、子どものことを想っていると思います。
特にこのブログを見ている方であれば、より強い想いがあると思います。
でも、親が子どものためにと思って教育、勉強、医療、治療、整体を与えることが
寄り添うことになるのでしょうか?
子どものために・・・が実は
hinataにこられた、あるお母さんと、お子さん
子どもの姿勢の歪み、コリ、しんどさ、恐怖心、心の晴れない暗さ・・・などあり
いろいろとアンテナを広げさまざまな病院、治療院に連れていかれたそうです。
でも、それでは改善せず、知人のご紹介でhinataに来られました。
セッションをしていくと、どんどん良くなり
お子様自らが「通いたい」ということで、遠方から来られていました。
でも、気になっていたのが母と子の関係性。
お母さんといる時、同じ部屋でセッションをした時と
別室、外出してもらっていた時の身体の反応が、明らかに違うのです。
そしてある日、お母さんにとっては、実は望んで授かった子ではなかったこと。
いろいろあり、最近離婚されたこと
そして、元気になってきた子どもに対して、実は「良い感情を持てていない」という告白を受けました。
そろそろ親離れしていい年齢に差し掛かっている子どもに
親と子の関係性、子の不調に対して「何かしてあげる」という関係性が崩れてきたことに対しての不安感からくるものでした。
子どもは、それを感じていてどの治療でも、
いくら有名な先生から受けても改善しようとしなかったのだと思います。
でも、hinataでは
治療も整体も矯正もせず、基本はただ触れ、自らの解放へのお手伝いをします。
そして、この子も身体が変わってきて、気持ちが変わっていきました。
ただ親に連れられてきた子が、親と向き合えるぐらい意見をしっかり言えるように関係性が変わってきました。
そして、恐怖心が強かった子が、一人で電車に乗り、hinataまで来られるようになりました。
するとお母さんの気持ちも変わってきて、「もう大丈夫」とお伝えしてセッションを終了させていただきました。
自分をみつけれるように・・・
上記の例が特殊なことではなく、
子どもの「今」は、骨や筋肉で作られているわけでなく、
そういった目に見えないところも深く影響しているということです。
子どもは、ピュアだから、どんなことも入ってくるのです。
親はみんな初めて親になっているわけですから、
失敗、間違いも、執着ももたくさんあります。
私も自分の子育ては、日々反省です。
今できること、それは・・・
まずは親が、自分でフッ~っと力を抜くこと。
自分自身はどうですか?
親がリラックスしていると、子どももリラックスしてきます。
あれこれ与える・やってみるプラスの発想でなく、マイナスに。
やめていくことをしてみてください。
姿勢や症状にだけにとらわれるのではなく、
それをきっかけに親も子どもも
「自分をみつけらるように」
さがしてみてください。
子供をみる
子どもをよくみてあげてください。
みるというと、ついつい視覚に頼り、歪みや左右差・・・ネガティブな情報を探してしまいがちですが、
「今、子どもはどんな感じなのかな」「心地よさはどんなところにあるのかな」など
感じてください。
そして、何かをするのではなく、そっと触れてあげるのも良いと思います。
それだけでも、変化がはじまります。
さいごに・・・
hinataで実際に受けられている子ども達は、
親自身がセッションを受けて、「自分の子にも同じように・・・」と、スタートされるご家族が多いです。
1回のセッションでバキッと矯正するものではありませんし、
写真の子どもさんのようにいろいろなものを消化しながら、いろいろな変遷を追って変化していきます。
hinataで提供するのは、体験を通した学びです。
身体や心を緩める、委ねる感覚により、自然な回復のプロセスに入ります。
その感覚を身体を通して体験して頂くこと。
一度学んだ感覚は、いつになっても思い出すことができます。
一度自転車に乗れると、何年乗らなくても乗れるように・・・
(今セッションに来られている子たちも、マッサージテーブルに横になった途端、私が何もせずに身体の再調整を始めていっています。無意識に学習していっているのです。これが自宅でもできるようになれば理想的ですね)
成長するにつれ、歯をくいしばることも、緊張することも、歪むこともいろいろあります。
でも、今、心身を緩める体験しておくことは、きっと子ども成長のサポートに繋がります。
とはいえ、お子さんの状況によりますが、時間、回数、料金もかかります。
まずは、どのようなことをするのか?
自分の子どもにあっているのか?など、
hinataでは、ロルフィングに関しては体験セッションもご用意していますので
あなた自身が受けてみて、きめられてもいいと思います。親自身の心身の状態も大切なので・・・
なにかご不明な点があればどうぞお問合せください。
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