ロルフィングは痛い?
筋膜に働きかけるのに、
強い圧をかけて緊張で短縮した組織を引き伸ばす方法を用いられていたこともあり、
ロルフィングは「痛い」と言われていました。
インターネットで検索すると、「痛い、涙が出そうになった、悲鳴がでる、気絶しそうなほど」という感想も出てきます。
私が受けた時も、時々声が出そうな痛みがありました。
そういった伝統的なワークをされる方もおられれば、現在は軽いタッチで行う方もおられます。
私の行うワークは、基本軽いタッチで行います。
主に軽く触れているだけのようなタッチで、目に見えないほどの微細な組織の自律運動(motility)に働きかける技術を使います。
外からの刺激に依存するワークではなく、内からゆだねる感覚を引き出し解放に導く方法を用います。
ですので、小さいお子様でもお受けいただけます。
ただ、状況により、肘や拳、指で緊張した組織、筋膜に深く圧をかけ、身体に働きかけていくこともあります。
セッションで出る痛みに対する考えは、ロルファーによって随分異なりますし、受け手の方によっても異なります。
(痛くない方がいいかというと、「軽いタッチでは物足りない!」という方もおられるかと思います)
どちらが良いとか悪いとかいうことではありませんので、自分に合ったロルフィングを受けるといいかと思います。
感じ方は人により違う
受けたときの「感じ方」は、その人が持つ条件(身体的トラウマ、問題をかかえてきた期間など)によって異なります。
強い圧でも全く痛みを感じない方もおられますし、
そっと触れるだけで痛みと感じる方もおられます。
また、身体の変化の過程では、これまでと違う姿勢や動きになっていくので、
違和感、筋肉痛、感情的な変化などがでることもあります。
セッションでの「感じ方」は、
受け手の方がロルフィングに対する向き合い方、
ロルファーとの信頼関係によっても随分異なります。
その他、場所、空間、環境も影響するかと思います。
落ち着いた静かな場所、人がバタバタ出入りする場所、清潔な空間、汚れた空間で受けたら当然感じ方は異なります
例えば海が見る場所、山が見える場所で、誰でも落ち着くかというと・・・
逆に、怖さや緊張する人もいますよね。
それだけ、感じ方は人によって違います。
まずは、一度セッションを受けて
自分にあっているか(ロルファーとの相性、やり方、空間、部屋、部屋までの道のり)体感してみてはいかがでしょうか。
hinataでは、今福鶴見駅から近く、大きな公園の前でです。
古い建物ですが、漆喰、無垢床などを使い、快適な空間作りをしています。