妊婦のためのロルフィング

妊婦さんもロルフィングを

昨年、妊婦のためのロルフィングのクラスを受講してきました。

講師は、Monica Caspari。

地球の裏側、ブラジル!!からきてくれました。

ロルフィング、ロルフムーブメントの指導者であり、元助産師でもあります。

私は日頃、小児鍼を通して

赤ちゃんや子供を連れてきたお母さんの産後の腰痛、骨盤周囲の排尿などのトラブル、

育児での腕や肩の問題、逆子治療や妊娠時のさまざまな症状を扱っているので、

ロルフィングでどのようなアプローチか興味があり参加しました。

 

また、現在の日本の出産事情にはとても問題があるように感じていたのでそれを、Monicaに確かめようという思いもありつつ。

妊娠中、産後はわずかの期間で身体の構造、機能、生理的なものが大きく変化します。

重心も大きくかわり、それらによりさまざまな症状がでてきます。

骨盤底の感覚を

ロルフィングでは、こういった時、ディープティシューワークをしたり、ラインを作ろうとするのではなく、

感覚を広げたり、組織を緩めることで心地よさを感じてもらいます。

特に普段あまり意識することのない骨盤底が重要となってきます。

その骨盤底の感覚を広げることで、

動きが生まれ、

カラダの内部に新しい空間が感じられるようになります。

その結果、姿勢や動きにも大きな変化がうまれ、産前産後のさまざまな症状の助けになるのです。

まずは、より妊娠・出産について知ることから

私の周りの女性は、妊娠、出産についても知らないことが多いように感じます。

例え、経験されている方でさえ・・・

知ることにより、選択肢が生まれ、多くの可能性が出てきます。

普通と思っていることが普通ではないし、問題を回避できることもあります。

出産方法、会陰切開、へそのおの扱い方など・・・

そして、女性だけでなく男性にも知ってもらい妊産婦の助けになってもらいたいと思います。

こういったことをなんらかの形で多くの人に知ってもらえればと思ってます。

 

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