春休みも終わり、新学期スタートしましたね。
春休み中、hinataに子どもたちがたくさん来てくれました。
ロルフィングを受けた子供たち、急成長している感じでした。
キッズロルフィングその後
以前、こちらで紹介させて頂きました
hinataでロルフィングを受けられた小学生の子どもさん
その後・・・
すっかり変わりましたね。
一番はじめと比べると別人のようですが、同じ子です。
ロルフィングを受けると・・・
いろいろなものが解放されると自然に姿勢が整っていきます。
それと共に、心身とも一気に成長されました。
私たちは普段あまり感じてないかと思いますが、誰でも「重力」の影響を受けています。
その重力とうまく付き合えないと、だるさ、歪み、身体の症状に繋がります。
ロルフィングを通して重力との関わり方が上手になり、普段の生活も快適になっていきます。
このお子さんは、
数か月で、姿勢も見た目も
子どもから、すっかりお兄さんになりました。
他の子も、身長が伸びたり、暗い子が明るくなったり、
キツイ目の子が、やわらかい目になったり
落ち着きのない子が、落ち着いてきたりいろいろなことがありました。
子どもに受けさせる時期は?
まだまだ小さい子にロルフィングは早い?
赤ちゃん、子どもは、ストレスもあまりないし何も問題ないのでは?
実は、そんなことはありません。
お母さんのお腹の中はきっと心地よいもので、どのお産も素晴らしいですが、
母の身体や動きの左右差やお腹のスペースが狭かったり、足やお腹の冷え、食事の影響・・・
そして、出生時に吸引分娩でひっぱられたり、帝王切開で液体の中から急に外にと圧が急に変わったり、
自然分娩でもお腹を押されたり、赤ちゃんの頭を操作されたり、
無理な姿勢で生まれたり、急に明るいライトを浴びたり、へその緒をすぐ切られたり、母子分離だったり・・・
とてもストレスがあります。
多くは、成長の過程で消化されていくものもありますが、大人になってもその影響が残っている方もおられます。
少しでも早く受け始めればその子の成長をサポートしてくれます。
「身体のバランスが整い、症状がなくなり、成長し、嬉しいです。
でも、さみしさもあります・・・」
と、この子のお母さんと写真を見ながら振り返りました。
それだけ子どもは本当に変化が早いです。一日一日すごい勢いで大きくなります。
そんな中、妊娠、出産、成長の過程で生まれた
緊張、ひっぱり、つっぱり、クセ・・・は、健全な成長を邪魔するかもしれません。
そういったものが解放されると身体は整い、スクスクと育っていくんですね。
創始者アイダ・ロルフと赤ちゃん
ロルフィングは身体教育
ロルフィングは、治療でも矯正でもなく「教育」です。
このブログでもシュタイナー教育、モンテッソーリ教育、森のようちえんなど紹介しています。
それぞれ特徴は違いますが、ロルフィングも含め共通するものはあると感じています。
言葉や頭をつかう教育ではなく、体験を通した気づきの教育。
刺激を与える教育ではなく、減らすための教育。
そのように感じます。
一年後、五年後、十年後のために・・・
一度ロルフィングを受けたらもう大丈夫かというと
そのようなことはありません。
子どもは、勉強に、スポーツに、習い事、友達、親の関係性、ケンカをしたり、けがをしたり、落ち込んだり・・・
いろいろなことに影響を受けて身体を作っていきます。
その過程では、痛みが出たり、クセ、パターンが出ることもあります。
でも、一度、安心、安定した場所をみつけると、例え上記の様になったとしても戻る場所がわかっているので
バランスを取り戻すのもとても早いです。
身体を通した学びは、深く残るようです。
この子がロルフィングを受けた場合とロルフィングを受けずに過ごした1年後、5年後、10年後・・・どのようなことを感じ、どのような影響が出ているかは比較できません。
ただ、きっと幼少期に受けた影響・教育は、人生において大きなものになると思います。
キッズロルフィングのご案内
以前の記事に書いていますが、
この子には基本軽く触れているだけ、強い圧、矯正は一切していません。
お子さんによっては統合を促す簡単なエクササイズを一緒にすることもあります。
例えば、右肘を左膝につけ→左肘を右膝につけるを繰り返すとか・・・
hinataで実際に受けられている子ども達は、
親自身がセッションを受けて、「自分の子にも同じように・・・」と、スタートされるご家族が多いです。
1回のセッションでバキッと矯正するものではありませんし、
写真の子どもさんのようにいろいろなものを消化しながら、いろいろな変遷を追って変化していきます。
hinataで提供するのは、体験を通した学びです。
身体や心を緩める、委ねる感覚により、自然な回復のプロセスに入ります。
その感覚を身体を通して体験して頂くこと。
一度学んだ感覚は、いつになっても思い出すことができます。
一度自転車に乗れると、何年乗らなくても乗れるように・・・
(今セッションに来られている子たちも、マッサージテーブルに横になった途端、私が何もせずに身体の再調整を始めていっています。無意識に学習していっているのです。これが自宅でもできるようになれば理想的ですね)
成長するにつれ、歯をくいしばることも、緊張することも、歪むこともいろいろあります。
でも、今、心身を緩める体験しておくことは、きっと子ども成長のサポートに繋がります。
とはいえ、お子さんの状況によりますが、時間、回数、料金もかかります。
まずは、どのようなことをするのか?
自分の子どもにあっているのか?など、
hinataでは、ロルフィングに関しては体験セッションもご用意していますので
あなた自身が受けてみて、きめられてもいいと思います。親自身の心身の状態も大切なので・・・
なにかご不明な点があればどうぞお問合せください。
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